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シニアツアー

【日本シニアOP/1R】2戦連続優勝を狙うウィラチャンが”まさか”の3位発進

2019年09月19日

 先週のコマツオープンでは”まさか”の優勝を飾り、本人もびっくりしたというタイ出身のタワン・ウィラチャンが、今週も”まさか”のラッキーが続き、初日4アンダーで好スタートを切っている。

 1番スタートホールでは、セカンドショットをグリーンオーバー。ラフからのチップショットが見事カップインして、まさかのバーディー発進。4番パー5では1メートルの距離を沈めて、2つ目のバーディー。その後、8、9番と1メートルもない距離につけてバーディーを重ね、前半4アンダーで折り返した。11番パー5では、2オンに成功し2パットでバーディー奪取。しかし13番パー3で、50センチほどのパーパットを外してしまった。午後組スタートは、芝のコンディションが微妙に変わる。スパイクマークで、短い距離のパットが入らなかった。このホール初のボギーをたたいてしまった。それ以降は、プレーがもっと慎重になってしまい、チャンスもつくれなかった。しかし、ショットが安定していたので、ファアウェイにボールを置くことで、最低限パーセーブという目標を達成することができたのだった。5バーディー1ボギー、68の4アンダーで回り、3位タイと好スタートを切ることができた。

 「今年はゴルフの調子があまりよくない中で日本プロゴルフ協会の最終プロテスト(8月)は合格することができました。そして、先週は、マークセンとのプレーオフでシニア2勝目。いい流れにあることは確かなので、明日もベストを尽くして、できれば優勝したいです」。ひとつずつ今年の目標をクリアしているウィラチャン。今日は、もうひとつ高い目標設定ができたようだ。