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シニアツアー

【日本シニアOP/1R】地元日高の後輩・島田と初タッグで清水が5アンダー2位スタート

2019年09月19日

 大会初日の午前組スタートのスコアは、1アンダーが最上位。午後組スタートの選手は、風が吹く時間帯にもかかわらず、ぐんぐんと6アンダーまでスコアが伸びた。2位には6バーディー1ボギーで5アンダーとした清水洋一。清水は埼玉県日高市の出身で、いわば地元のプロゴルファー。昔から日高カントリークラブではよく練習させてもらっているので、コースを熟知している選手の一人だ。「全体的には、スコアは伸びないと思ってスタートしました。だけど、キャディーのグリーンの読みが的確で、いい結果に結びついてよかったし、心強かった」と振り返る。

 

 今回は日高カントリーを良く知る地元の後輩プロゴルファー・島田隆央に、初めて帯同キャディーをお願いしたという。「2人でクラブ選択も相談しながらですし、グリーンのラインは全部、島田プロに任せて読んでもらっています」と、清水は島田に信頼を寄せる。「意外にグリーンは止まってくれるし、速さもそんなにでていないので、どちらかというと攻めやすい。だけど、攻めすぎもいけないと思っているので、安全なほうに打つと、島田が『僕がラインを読みますから大丈夫です』と安心させてくれます」。コミュニケーションもストレスなく、地元ならではのアドバンテージを最大限に生かして、第1ラウンドを無事に終えたのだった。

 

 もちろん優勝を狙いますよね?「そういう願望はありますし、コースも知っているので、有利だとは思います。だけど、レギュラーチームの若手選手やマークセンは、やっぱり上位にきていますからね」。そんな中でも、日高の期待を背負った清水が初日好スタートを切り、地元ファンに元気なニュースを届けることができた。「一生懸命やって、それで優勝争いができればいいです。家族や友人にも喜んでもらいたいんです」と清水。現在、シニアツアーランキング41位と伸び悩んでいるところだが、この大会が復調のきっかけになることを願う。