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シニアツアー

〔コマツオープン2019・2R〕首位逆転!11アンダーで盧建順がシニア2勝目を狙う

2019年09月13日

 コマツオープン2019の第2ラウンド。7バーディーノーボギーで台湾出身の盧建順が11アンダー首位逆転。首位スタートのプラヤド・マークセンはスコアを伸ばせず通算10アンダーで2位。同じく2位には、冨永浩がつけ、初優勝を狙う。地元小松市出身の川岸良兼は4アンダー25位。シニアデビューした丸山茂樹は、2オーバー53位にとどまっている。

 終盤の4連続バーディーで盧建順(59)はスルスルと通算11アンダーで首位に浮上した。「後半、10パットだよ、今日はアプローチがよかった。全部OKだよ。長いパットも入ったね」とニコニコする。

 アウトで3バーディーを奪って上位に進出。後半10、11番を1パットのパーで切り抜け、13番で1メートル、14番で4メートル、15番では5メートルとパッティングが好調だった。16番パー3ではグリーン右のラフに外し「寄せるだけでも難しい」という15~20ヤードのアプローチ。高く上げて止めようとしたアプローチで、球がカップに吸い込まれてチップイン。4連続バーディーで4アンダースタートから11アンダーまで伸ばした。終盤、首位に立っていた冨永が崩れて首位が転がり込んできた。

 このコースは「シニアになって米国に7年行ったけど、ラフが向こうの芝に似ている。グリーンもきれいで米国に似ているから、やりやすいよ」という。ただ「今日はパットが入ってくれただけね。アイアンショットが右に行ったりしてしまって良くなかった。これから練習します」と話した。優勝スコアはどのぐらいに?「15アンダー、明日は68を出すね。優勝のチャンス」と、自信ありげだった。