NEWS
シニアツアー

〔コマツオープン2019・2R〕ゴルフは全部我慢!パッティング好調な冨永が2位タイ

2019年09月13日

 冨永浩(58)は一時首位に立ったが、16、17番でボギーとして通算10アンダー。首位に1打差2位で最終日を迎える。1番パー5で第2打をグリーンまで10ヤードのところまで運び、1メートルにつけてバーディー発進。右OBでボギーにした首位マークセンに並んだ。5番から3連続バーディーでスコアを伸ばした。

 後半は追走する選手らの追い上げで混戦になったが、13番で2メートル、14番パー5で1.5メートルにつけ、15番では「いいのが入りました。6、7メートルあったかな」という3連続バーディー、12アンダーとして単独首位に抜け出した。しかし、17番パー3で第1打を右に外してボギー。17番では右のラフから「少しフライヤーしてしまった。しょうがないんですが」とグリーン左奥の大きくオーバーし連続ボギーで後退した。「全然絶好調という感じではなく、適当に荒れているんです。集中力を切らさず、要所要所がよくてスコアが伸びていった感じです」と振り返った。

 この大会「パッティングがすごくいい」という。考え方として「パッティングは巡り合わせというか、ずっと1つのことをやってきて、それがはまるのが何試合かある。本当は毎試合だったらいいんですけど。悪くなった時にいろいろいじるともっとだめになると思っている。パターも替えません」という。「だってゴルフって全部我慢じゃないですか」。

 最終日は最終組で盧、マークセンと回る。我慢勝負か?「明日は我慢してもね、相手が相手ですから。あまりプレッシャーにはないと思いますよ。60台で回れたら、という気持ちでやります」と、2人についていけば勝機が出てくる。