高橋勝成(69)が5バーディー、2ボギーの3アンダー69で回り、エージシュートを達成した。試合では自身7回目で、シニアツアーでは5回目。通算4アンダーで25位に着けた。
1番で手前1メートルにつけるバーディーでスタート。3番でボギーにしたが、7、8番で取って9番。右3メートルの「いいパットがよく入った」と振り返り、3アンダーになった後は「2メートルぐらいのチャンスを何回も外して悔しかったね」というほど、インも好調だった。ところが17番で第2打をミスしてボギー。18番は、1メートルの入れればエージシュート・バーディーパットは「心筋梗塞になるかと思ったよ」とかなりドキドキものだったようだが、そこはエージシュート慣れ?の貫録で決めた。
エージシュートのコツを聞いた。「69というのは、難しいけど手の届くスコア。なので、1ラウンド1ラウンド、69を目標にしてやっているので、いつもやりがいがあるっていうのが、いいところなのかな。前半2つバーディーをとろうとか」。この大会では、エージシュート賞として1回出すと30万円、2回で50万円、3回、つまり3日間すべてエージシュートだと100万円の賞金が出る。最終日出せば2回で50万円。「出すぞー」と気合を入れた。キャディを務めている息子も、高橋の強い頼りになるだろう。