この『2019年 スポーツ振興 広島シニアゴルフトーナメント』では、毎回、地元高校生ゴルファーが、12名(男子6名。女子6名)選手として参加している。一昨年は、坂本柊人選手が全体の4位タイという好成績を残している。
「広島県高校生ジュニアのゴルファーたちに、こういう機会に、ぜひ、シニア選手たちからなにかを学んでもらいたいということと、振興に向けての取り組みですけど、いまの高校生ゴルファーは、ほんとに飛距離やショットは、うまいですよね」とPGA倉本昌弘会長は語った。
この日、男子では、川邊匠選手が、3アンダー。全体で11位タイにつけた。「朝イチは、さすがに緊張しましたね。でも、(雷雨で)中断があったところで、(その3時間で)前半悪かった部分が改善できました。それで後半、巻き返すことができたと思います。それに落ち着いてプレーできました。このコースは、中学生のときに大会で何度かプレーしているので、全体的には積極的なプレーができたと思います。」と言う。
そして女子では、中村佳音選手が、イーブンパーでホールアウトした。
「距離が長くて(全選手同じティエリアから)、いつもより大変でしたけど、アプローチ、パターが上手くいってくれたので、イーブンで回ることができました。(シニア選手とのラウンドでは)やはり、グリーンまわりやトラブルショットでも、ピンを捉えてくるので、凄いなと。いい緊張感の中で、できました。今日は、イーブンだったので、明日は、もう少しチャンスがあればいきたいと思います」と二人とも、目を輝かせていた。
ちなみに、川邊くんの目標にしている選手は、藤田寛之。そして、中村さんの憧れは、渋野日向子だった。頑張れ、高校生ゴルファー。