熊本・阿蘇シニアで今季初優勝を飾り、2試合連続優勝に挑むグレゴリー・マイヤーが好スタートを切った。5バーディー・ノーボギー67のベストスコアをマーク。伊澤利光と首位の座を分け合ったのだ。
「今日は天気があまり良くなく、雨の中でのプレーだったけれどトラブルはなかったので、良かった」。何度も瞬きをしながら、クリクリした大きな目を輝かせる。ショットがん停止、大きなミスがない。
「熊本・阿蘇シニアの時はショットが良くなくて、何とかパーセーブしていいたことが、優勝に繋がった。こういう勝ち方もあるんだなぁ・・・と思ったよね。ラッキーチャンスもあったと思うけど、我慢してチャンスを待った感じだった」と今季初Vを振り返ったマイヤー。耐えるゴルフを信条にしているだけあって、その喜びも倍加して当然だ。
「まだ残り2日、36ホールもあるので、2試合連続Vを考えるのはまだまだ(早い)。36ホールでいいゴルフをして、できるだけプレーオフにならないようにして勝てるように頑張ります。明日も取材で囲まれて話をしたいし、明後日(最終日)も取材を受けたいよね!」。マイヤーは優勝インタビューをまるで仮予約するかのようにそう言った。好調ゴルフがマイヤーの自信を深めさせているのは確かだ。明日、その自信を確信に変える18ホールに臨む。