NEWS
シニアツアー

【熊本・阿蘇シニア 1R】パッティングストロークの修正が好スコアにつながった グレゴリー マイヤー単独首位スタート

2019年08月03日

今季シニアツアー6戦目「第3回熊本・阿蘇シニアオープンゴルフトーナメント」の第一ラウンド。グレゴリー・マイヤー(57)が8アンダーで単独トップに立った。2位タイには5アンダーで倉本 昌弘(63)、ソク ジョンユル(50)、金 鍾 徳(58)が続いている。デーブこと大久保 博元(52)は2オーバーの53位タイスタートとなった。スーパーシニアの部は2オーバーの長田 力(66)が単独トップに立っている。

シニアの部の成績は

こちら>>

スーパーシニアの部の成績は

こちら>>

「今日は23パットだったよ」。会心のパットによって1イーグル・7バーディー・1ボギー64をマークしたグレゴリー・マイヤーが単独首位に立った。

「トラブルがほとんどなかったし、コースは距離がそれほど長くは無くてグリーンの状態がとっても素晴らしかったから、パットが入ればスコアは出るよね」と白い歯を見せた。 4番ホールで唯一のボギーを打ったものの、続く5番516ヤードのパー5ホールではピンまで残り30ヤードの3打目をサンドウェッジで放ち、カップに放り込んでバウンスバック。その後も順調にスコアを伸ばし続けたのだ。

「僕はもともとパットストロークのスピードが遅かったんだけど、それがいつの間にか速く振るようになっていたんです。それを昨日、長田(力)さんから指摘を受け、ボール位置を改善したら本来のゆっくりスピードでストロークできるようになったんです。今朝のスタート前は(パットが)入る感じ、フィーリングはそれほどなかったけれど、入ってくれました」

 バーディーチャンスはもちろん、ボギーピンチのパーパットもカップに沈んでくれたことで、2位に3打差を着けての単独首位で最終日を迎える。2年前の第1回大会では通算13アンダー(66・65)フィニッシュながら、優勝には2打及ばずの2位に終わった。コースとの相性の良さが、好スコアにもつながっているようだ。「きっと明日はみんな好スコアをだすだろうから、僕はバンバン行くしかない、攻めるしかないね。スタート時間が早いと涼しいけれど、(最終組スタートで)遅いとスコアが良くなるよ」とマイヤーはそう言い切った。バーディー合戦必至の試合展開を予想し、その先頭を走る自分がスコアを伸ばし続けることを意味してのことだろう。果たして明日は、勝つフィーリングを持てるか。2年前のリベンジなるか。

PGAオフィシャルライター 伝 昌夫