飯塚信太郎（51）が、今年も最終日66の好スコアをマークして、通算11アンダーで6位に順位を上げてフィニッシュした。
昨年も最終日66で２位に食い込んだ。その資格でこの大会に出場。千葉・ＣＰＧ ＣＣの支配人業のため、３月29日終了のシニアツアー最終予選会（54位）以降「２回しかラウンドしていない」という。「（この大会の）練習を火曜、水曜とやっているので、どんどんうまくなっているんです」と真顔で言う。言葉通り、第1ラウンド72から第2ラウンド67、そしてこの日とスコアを上げてきた。
「今日はパターがよかった。初日もよかったけど入らなかったが、昨日の後半ぐらいから入るようになった」という。３番からの3連続バーディーなど、７バーディー（1ボギー）はすべて２～２．５メートルを入れた。狭いコースで、ティーショットが難しいこのコースだが「刻む技術はないんで、ドライバーで打ってきた」という。思い切りのよさが好スコアの要因になったようだ。
今後はまた支配人業に戻る。練習は「まったくしていません。試合があると2週間ぐらい前から球を打っていますけど」という。次の試合は10月の日本プロシニア。「しばらくオフで、また2週間ぐらい前から始めますよ」と笑っていた。
