PGA会長倉本昌弘(63)が7アンダー65をマークし、通算10アンダーで首位イシイに1打差の2位につけた。
「ほぼほぼ、外れるだろうなという1メートルぐらいのパットが、今日は入った。昨日も(その距離が)入っていれば、今日を同じぐらいのスコアにはなっていたと思う」と、振り返った。アウトでは偶数ホールを全部バーディーに。7番をボギーにしたが、インでは11,12番、14,15番と2つの連続バーディー。パー5で2オンした15番を除く7バーディーのうち、4つが1メートル以内と、ショットが好調だ。
「ショットはまあまあ。ティーショットはフェアウエーを外していないので」という。練習は「試合の時だけ」というが、同組の秋葉に「すごい63歳」と言わせるほど、ショット力は衰えていない。
最終組が上がる1時間前にホールアウト。その時点ではトップだった。「でも、これから上位が上がってくるから、10アンダーがットップってことはないよ。最終組になれたらいいなという感じですよ」と話した。イシイに1打差をつけられたが、上位が伸びなかったこともあって2位に残って、希望通りの最終日最終組に。「もう1日頑張ります」と、3年ぶりのツアー優勝を目指す。