2018年は賞金ランキング33位ながら、今季賞金シード権を復活させた溝口英二(54)。2日目は、8バーディー2ボギーで66をマークすると、初日の18位から一気に首位へとジャンプアップした。「今日はアイアンも良かったのですが、パッティングとうまく向き合えたからですかね。バーディー発進だったけど、次に1メートルを外して。その次も入らなくて。前半は、そんなもどかしい気持ちの繰り返しでした」。この大会は、ハウスキャディーが選手に1人ついていて「今日は3回までは、キャディーさんにラインを聞こうって決めてました。グリーンは全く読めないし、入ったり外れたりの繰り返しで、ストレスになっちゃうから。そうしたら、後半2回で済んで、あとはいい流れでバーディーを決められた、そんな感じです」と、キャディーのアドバイスにも感謝していた。
溝口は腰痛を抱えていて、開幕戦の沖縄では36位、ノジマチャンピオン杯は23位と、思うようなゴルフがまだできていないという。「台湾でマッサージも行きましたが、ケアは難しいですよね」と本音もでる。「明日はあまり欲を出さず、パッティングは割り切りながらやるだけかな」。最終日最終組でも、自分のペースが守れれば、おのずと結果はついてくるはずだ。