シニアツアー第3戦「富邦仰徳シニア杯」の第1ラウンド。9バーディ1ボギーの8アンダーとスコアを伸ばした前年覇者プラヤド・マークセン(53)がロケットスタートで首位。3打差5アンダー2位には崎山武志(56)、さらに1打差4アンダーに奥田靖己(59)が続いている。大会ホストプロの盧建順(59)は1アンダー13位とさらに上位を狙う。
大会前日にマークセンは「勝率70パーセント」と予告しているとおり、上位にやってきた。スタートから2連続バーディーを決めると、前半では計5つのバーディーを奪取。後半に入っても勢いはとまらない。10、11番と2つのバーディー、13、14番でもバーディーを重ねた。15番では、唯一の3パットでボギーを叩いたが、終わってみれば、作戦通りのスタートダッシュ。本人もご満悦のゲーム内容となった。マークセンはこの日のラウンドを振り返り「ドライバーが思うように打てました。ほとんどフェアウェイキープでしたから、その後のゲーム組み立てがうまくいきました。まっすぐしっかりとパッティングが決められたのには、今回だけ重いパターを使った作戦が良かったですね」と満面の笑み。大会連覇に向けて「明日も同じような天気だったら、勝率は80パーセントになるかもしれません」。マークセンは昨年は47週も、試合をこなしており、勝負の経験値は高い。あと2日、昨年のシニア賞金王に立ち向かう戦いとなった。
◇アマチュアジュニア6名の成績は以下の通り。
順位 |
スコア |
選手名 |
歳 |
1R |
OUT |
IN |
1T |
-1 |
王 璽 安 |
20 |
71 |
37 |
34 |
|
-1 |
陳 霆 宇 |
17 |
71 |
36 |
35 |
|
-1 |
陳 佑 宇 |
15 |
71 |
37 |
34 |
4 |
+3 |
蔡 兩 達 |
18 |
75 |
36 |
39 |
5 |
+4 |
盧 昕 妤 |
17 |
76 |
38 |
38 |
6 |
+6 |
陳 威 勝 |
21 |
78 |
39 |
39 |