「台湾シニアPGA理事長」兼「選手」として、本大会の大役を引き受けているのが盧建順(ロ・ケンジュン)。今年は12月に60歳になるというが、まだまだ元気一杯。練習場では、ウッドを中心とした低めの弾道ショットに精を出す。大会前日は200球以上打ち込んでいた。「明日からの大会は、風が強そうだからね。今日はショットの調整に集中していますよ(笑)。去年最後までマークセンといい戦いができたけど、負けました。今年こそ、お世話になっている富邦グループに、優勝という吉報を届けたい。地元台湾で、日本シニアツアー優勝をめざします!」と、笑顔を見せた。
7年間挑戦した米チャンピオンズ、そして3年目を迎える日本シニアツアーでの経験を生かし、盧理事長が2017年日本プロシニア以来の日本シニアツアー2勝目を目指す。