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シニアツアー

【ノジマチャンピオン杯・FR】桑原将一が優勝争いを演じ、惜しくも7アンダー3位

2019年04月19日

 桑原将一(50)が、シニアデビュー2戦目で優勝争いを演じた。首位に7打差の3アンダーからスタート。2つ伸ばした後、7番で1メートルを入れてから3連続バーディーで8アンダーに伸ばし、優勝圏内に浮上した。11番で1つ落としたが、12番パー5では残り194ヤードの第2打を1メートルにつけるイーグルで9アンダーとし、一時は首位に立った。

 「カメラが来たので、何となく雰囲気で(首位に立ったと)感じていました。もう1つ2つ、2桁は必要だと思っていた」と振り返る。直後13番でボギーしてからパーでしのいでいた。最終18番。ボードを見てバーディーなら首位に並ぶという状況の中で10メートルのバーディーパットを3メートル近くショート。3パットのボギーにして、7アンダー3位で終えた。

 「試合から離れていたのが出ました」と苦笑い。40代の頃は主にレッスンを仕事としてきたので、年に「両手に行かないぐらい」しかラウンドをしていなかった。生徒から「シニアツアーに行ったらキャディーをやりたい」という声もあって、シニアツアー1次予選から挑戦し、最終予選会で11位になって出場権を得た。「最後は、打とうと思っているのに、体が逆の反応をしてしまった。ボロが出ました(笑い)。でもここまでうまくいくとは思っていなかった。金秀でシニアのレベルが高いと感じて、思い出作りにのんびりと上げていこうと思っていたので」と、早々と優勝争いを経験して納得はしていた。