NEWS
競技情報

<新人戦房総カントリー杯・1R>学生プロの作田が2アンダー2位タイ

2019年12月19日

 首位の亀代に2打差の2アンダーで2位タイにつけたのが、作田大地。9歳からゴルフをはじめ、現在金沢学院大学4年生。今年初めてのプロテスト受験で合格を射止めた。「今日は100点満点の出来ですよ。QTのサードで落ちてしまってから、調子が悪かったんです」。QTサードの最終日に大たたきした原因がパッティングだった。なかなかイメージがつかめずにいて、苦しい日々を送っていた。

 第1ラウンドは、6番パー5で2メートル、7番パー4で4メートルにつけて連続バーディー。前半を2アンダーでターンすると、10番パー4では3パットにしてしまいボギー。その後はずっとしのいで迎えた17番パー4では再び3パットを叩きボギー。ここまででスコアをイーブンに戻してしまったのだが、18番パー5では、手前20ヤードのアプローチが直接入って見事イーグルを決めた。この日のイーグル数は全体で2つだけで、難易度が高いことがよくわかる。作田は通算2アンダーで、最終日は最終組でプレーすることになった。

 昨日はプロアマ戦に初めて参加した。「プロとして、アマチュアの方たちと楽しくプレーが出来ました。こういう経験は大事にしたい」。プロアマ戦ではグリーン上で貢献できなかったが「得意クラブはドライバー。290ヤードくらいです。アマチュアの方たちには、豪快なティーショットに喜んでもらえたら嬉しいですし、これからはショットの精度を上げていきたいです」。作田は、ようやく自信を取り戻してきたようだ。