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<新人戦房総カントリー杯・1R>4アンダー首位の亀代が日本タイトルに王手

2019年12月19日

 プロテスト合格者45名による「第21回 日本プロゴルフ新人選手権大会 房総カントリーカップ」の大会初日。5バーディー1ボギーの68をマークした亀代順哉(フリー・24)が単独首位。2打差2位に作田大地(フリー・22)、青木尉(夜須高原CC・19)がつけている。

 アテスト会場前に貼り出された順位表。選手は目にするたびに「やっぱり亀さんかー」と感嘆の声をあげる。初日首位に立ったのは、日本アマタイトル保持者の亀代順哉だ。6番パー5ホールでは、ガードバンカーからサードショットが入りかけて1つ目のバーディー。9番ホールは5メートルを沈めて2つ目のバーディー。しかし10番ホールはボギーでスコアを落としたが、12番パー5では3メートルのバーディーパットを決める。14番パー3では6メートルのバーディーパットを沈め、最終18番パー5では5メートルの距離を決めて5つ目のバーディー。手がかじかむ寒さと雨という状況の中で作った68ストロークは、選手の間でも驚きの声が上がったのは言うまでもない。

「昨日初めてプロアマでコースを回りましたが、コースは長いですし、グリーンコンディションも良く、ピン位置は難しかったです」と印象を話す。「ティーショットをミスしたとしても、セカンドショットは外さないように毎ショット心がけていました。そして5メートルくらいのバーディーチャンスは、きちんと決められました」。

  試合ではショートゲームが大切だということを、亀代は自身の経験上よく知っている。今日の亀代は「パーオン狙い」というコースマネジメントも功を奏した。「パッティングは狙ったところに打てていますし、タッチも合いました。ストレスのない今日みたいなイメージの中で、明日もいいプレーをしたい」。亀代はもうひとつの日本タイトル奪取に王手をかけた。