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【TCPシニア・1R】高速グリーンを攻略 橋口浩一が5アンダー首位スタート

2019年10月24日

「ティショットが右に行くことを注意してラウンドをしていた」と高速グリーンに整えられたグリーンをものともせず、橋口浩一(53・B)が5アンダーでトップに立った。1番をバーディでスタートし、「3番と4番はともに1メートルについた」と連続バーディ。続く4番では「ティショットが木の下に行ってしまった」とボギーとするも、次のホールではバウンスバックに成功し前半を3アンダーでターンした。後半も12番をバーディ、14番でも50センチのバーディを決め2アンダーとし、トータル5アンダーとしたのだった。

「ドライバーが右にいくことが多かったので調整しながらだった」とティアップの高さを調整しながらのティショットだったが、これを補ったのが「ラインが出てました」と抜群のアイアンショットと元々好きだと言うパッティングだった。「大事な1~2メートルがほぼすべて入りました」と今日のラウンドを振り返った。

「今日はすべて良い方向に進みました。流れは良いと思って思っています。明日は今日の気持ちを持続させたいですね」この大会には2016年に初めて出場した橋口。デビュー戦でいきなり優勝争いをすることになる。3アンダーで近藤年弘と小島光康の3名がホールアウト。プレーオフの末、惜しくも近藤に優勝の座を受け渡した。その時の悔しさを胸に明日の最終ラウンドで3年超しのリベンジに挑む。