グランドの部で、高見和宏(60)が5バーディー、3ボギーの2アンダー69で回り、首位室田に3打差の2位につけた。「今日はドライバーがすごい良かった。ただ、風が回っていてセカンドの距離感が難しかったから」と、出入りのあるゴルフを振り返った。
終盤16番で6メートルを入れ、17番パー3では「6番アイアンで打ったら、ダフってピンの奥に6メートルぐらいだった。風、間違えたんですよ」とはいえ、結果オーライでこの6メートルを入れて連続バーディー。いったんは3アンダーに伸ばしたが、最終18番で124ヤードの第2打が「開いてしまった」と右のティフトン芝のラフに打ち込み、ボギーにしたのを反省した。「グリーンがこのところの試合の中で一番いい。もっといいスコアが出ていると思ったけど、良すぎてみんなスコアが出ないのかなあ」という。
首位室田とは、シニアツアーで一緒に行動し、教えも受けている。グランドの部の出場は2回目。巡ってきた優勝のチャンスだが?「室田さん、明日は絶対にまくる。勝つ!」と言い切った後「なーんちゃって」とニヤリ。一緒の車に乗り込んだ。