NEWS
グランドゴールド

〔日本ゴールドユニテックス杯/ FR〕須貝は2位フィニッシュでも初エージシュートに笑顔

2020年10月22日

 須貝昇(71)が、自身初のエージシュートとなる69で回り、通算イーブンパーで高橋勝成(70)とともにゴールドの部2位となった。この大会はパー71のため、パープレーなら達成だったが「エージシュートはまったく頭になかった。18番でスコアボード見て、2位か、よしよしって」。スコアカード提出の際に祝福を受けて初のエージシュートを知り「初めてだもん、そりゃうれしいですよ」と笑顔を見せた。

 アウトをイーブンパーで折り返し、12番では右4メートルを入れアンダーパーに。13番パー5は第2打でバンカーに入れ、2.5メートルと寄り切らなかったが連続バーディーを奪った。14番パー3で「右に外してアプローチも寄らなかったんだけど、5メートルぐらいのが入ってパー。あれが大きかったね」と、この日のプレーを振り返った。

 同組で回った古市忠夫、佐藤正一、矢部昭はエージシュートの常連。「これまでもみんなはよくエージシュートやるじゃないですか。でもオレは出ないなあって思っていたんだよ。メンバーがよかったね」という。この日、同組の4人全員がエージシュートを達成したというのも珍しい。

 6月に「滑って手をついた時に中指をどこかにぶつけて」と、左手中指第1関節を骨折。手術をして固定していた金属の棒は7月に取ったが、まだ一部固定しており、テーピングを巻いてプレーした。「70歳過ぎると気をつけないとね。こんなところをけがしてちゃ、プロゴルファーとしては恥ずかしいよね」と笑った。