NEWS
シニアツアー

【コスモヘルスカップ/FR】2位タイ篠崎が再び賞金ランクトップに浮上

2020年11月14日

 篠崎紀夫(51)がこの日のベストスコア5アンダー67をマークし、通算6アンダーの2位に食い込んだ。1アンダーからスタートし、前半はチャンスを外しながらも3つ伸ばした。折り返して10番で「奥から6,7メートルのいいパットが入った」と、通算5アンダーとし、上位が伸びない中でトップ争いに加わってきたが、そこから伸ばせず、やっと16番で1メートルにつけて6アンダーにしたが、追い上げもそこまでだった。

 「今日は伸ばすしかないと思って行きました。僕は決め打ちしたいタイプなので、昨日(初日)みたいに無風だとイメージが無限に出てきてしまって…。今日みたいに風が吹いているとイメージしやすかった」と振り返る。第2組の早いスタートで「後ろが思ったより伸びていないのは知っていました」というが、最終18番を取れず、6アンダーで止まった。ホールアウト後もトップが6アンダーと7アンダーを行ったり来たりしている状況を見守っていたが、水巻が8アンダーに伸ばして大逆転の夢は消えた。

 

 それでもこの2位で今季獲得賞金を1664万8071円とし、賞金ランクトップを返り咲いた。「本当は意識しないでやりたいんですけど、意識しないといけないんでしょうね。あと2試合、頑張ります」と、初の賞金王へ気を抜けない。