優勝した水巻と最終組で回ったグレゴリー・マイヤー(59=米国)、野仲茂(50)が伸ばし切れずに2打差2位となった。
「チャンス、あったねえ」と悔しがったのがマイヤー。4,7番でバーディーを奪って7アンダーと首位になったが、直後に「毎年うまくいかない」という苦手の8番でボギー。「8番から11番までうまくいかなかった。風なのかなあ、ショートしてアプローチをミスした」と、11番のボギーで後退。13番では「完璧なティーショットから手前にショートしてボギーにしたのが痛かった」と後退。18番を取って2位を確保したが「また次、気をつけてやります」と話した。
シニアデビュー戦の野仲も、ボギーが先行する展開。「アイアンショットの制度が今日は悪かった」と、10番で5アンダーに戻した後はパーを重ねただけ。水巻に3打差の18番パー5で7メートルに2オンしたが「水巻さんがバンカーからうまく乗せてきたので、だめと思いました。単独2位狙いでイーグルパットは強く打ったんですけど」と、外して2位タイ。
それでも、上々のシニアデビューに「勝てそうな試合を逃したので、次のチャンスには。手ごたえはありました」と、納得していた。