プロアマ大会のラウンド後、スコアカードを提出したJOEこと尾崎直道。開口一番「ガリガリ君が食べたい!ソーダ味ね」と大会スタッフにオーダーした。今大会はギャラリー、プロゴルファー、キャディー、大会関係者の誰もがアイスキャンディー「ガリガリ君」が食べ放題の大盤振る舞い。1日1万本が用意されての食べ放題なのだ。
「今日はこれで3本目。この時期に最高!ホッとするよね。体温は下がるし、何より生き返るよ」。
本大会も開幕戦に続いてホストプロとしての大役がある。「(明日からの)スタート表を見て驚くよ。だって55歳以下の選手が多くて、60代(の自分)は萎むよ(苦笑)。モチベーションが下がらないように自分にけし掛けるしかない」と尾崎。緊急事態宣言が出されてからは、外出したくてウズウズしていた。
趣味の散歩が出来なくなったことから、家中を歩き回り1日8000歩を日課にした。「家の中だから日射病には罹らずに済んだよ。あとはストレッチしたり、素振りしたり。それでも試合になると実戦の勘が必要になる。過去の経験を生かすしかないね」。ボヤキにも聞こえそうだが、この日は1イーグル・5バーディーをマーク。「明日からは、もう一つ後ろのティーだから、今日のように上手く行くか…」。ティー位置はともかく、ホストプロの大役は、しっかり務め上げる。「賞金も高額なんだから」。モチベーションは、いつも以上に高まっている。