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【新人戦・富士可児カップ/1R】吉田は苦手コースも冷静なプレーで初日2位タイ

2020年12月24日

 1イーグル4バーディーそして2つのボギーで、第1ラウンドを68ストローク4アンダーでプレーした吉田泰基(22・フリー)。昨年富士カントリーで行われたサードQTでは、カットラインに8打届かず敗退し、「印象が悪いコース、良いイメージを持ってない」と、不安な気持ちで初日をスタートした。「ただ今日は風もなく、ショットの調子が良く、チャンスに着けられることが多くあったので、このスコアで終えられた」と一日を振り返った。

 

 「調子はボチボチですが、良い方向に向かってます。このコースは大きく伸ばせるコースではないので、耐えることが大切なんです」と現在の状態を分析。「ショットが良ければチャンスはありますが、罠も多くありますから、コースマネジメントもしっかり考えたい」。言葉を丁寧に選び、冷静に自分を見つめ、謙虚な姿勢を忘れない。

 明日の気象条件は今日とあまり変わらない予想だ。今日の良いイメージを継続できれば、優勝のチャンスも見えてくる。「ボギーを打たないよう頑張りたいです。明日はショット次第」。吉田は最終ラウンドも落ち着いた姿勢を守り、プロ初優勝を目指したい。