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競技情報

〔TCPグランドシニア/ 1R〕首位1打差3位タイに小林浩二と浜田節夫

2020年11月12日

 首位に1打差3位タイには、2017年ティーチングプロシニア選手権覇者の小林浩二(61・TP-A)と、2010年同選手権覇者の浜田節夫(60・A)が好位置に着けている。

 小林浩二はイン(三の丸・10番ホール)からスタート。霜が解けた後のグリーンで、パッティングの距離がつかめず、12番、14番、16番ホールとボギーが続いてしまい前半で3つスコアを落としてしまった。バックナインでは気持ちを切り替え、5バーディー1ボギーとスコアを4つ伸ばし、アンダーパーでホールアウト。「後半でようやくパッティングのタッチが合ってきたので、ほっとしています。挽回できましたからね。明日も最後まで頑張れると思います」と話し、最後の調整をするために練習場へ足を向けた。

 今大会でグランドシニアデビューを飾った浜田節夫。前日の練習ラウンドよりもコースの気温はさらに下がり、白い息を吐きながらプレーを進めていた。浜田はスタート3ホール目(12番ホール)で痛いダブルボギー。「気持ちだけは切らさない」と改めて肝に念じると、2連続バーディーでスコアをイーブンに戻した。フロントナインを1アンダー、バックナインをイーブンパーとし、3位タイで最終日に望みをつなげた。「愛媛と比べると気温の寒暖差が大きく、今日は特に寒くて飛距離がだいぶ変わりました。タテ距離がつかめなかったのですが、最終日は修正できると思います」。浜田も2つ目の日本タイトル獲得を目指す。