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グランドゴールド

〈関東グランド/1R〉1打差2位につけた冨永浩と加藤仁

2021年04月27日

 首位に1打差2位につけているのが冨永浩(60)。スタートホールから連続バーディーを獲ると、7番パー4ホールで3つ目のバーディー。前半は34でターンすると、後半は強くなってきた風に翻弄されながらも、2バーディー2ボギーのパープレーで我慢して、2アンダー2位の好位置につけた。「距離が短いコースで、ショートゲームが上手くいきましたが、とにかくティーショットをフェアウェイにおくことが、私のメインとするゲームマネジメントです」と、分析する。今年3月のシニア最終予選会では、風の強いJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部で、予選会1位の座を射止めており、シニアツアーメンバー入りをしている。「そうですね、箱根湖畔も強い風も吹いていましたが、最終予選会のように・・・風に向き合って、あの時のような気持ちで挑むのがいいかな」。上位争いが面白くなってきた。

 

 同じく2位につけているのが、1イーグル3バーディ3ボギーの2アンダーでフィニッシュした加藤仁(61)。15番パー5ホールでは、2メートルのイーグルパットを決めて、スコア貯金を作ることができた。「とにかくグリーンが硬くて、寒いし、風の強弱もあった難しいコンディションでした。だけど、1ホール1ホール丁寧に、一生懸命に向き合うとあっという間ですよね」と、難しい状況の中でも前向きに捉える。「今日のパッティングは課題として残りました。練習で工夫をしてみるしかないです。・・・ルーティーンとか、何かきっかけをつかみたい。最後まで自分との闘いです」。加藤は自分の力を出し切るため、ホールアウト後のパッティンググリーンで、最後まで練習を重ねていた。