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シニアツアー

〔いわさき白露シニア〕待ちに待ったシニアデビュー!平塚哲二が参戦

2021年11月24日

 最終戦で2人のルーキーがシニアデビューする。2003年日本シリーズなどレギュラー通算6勝の平塚哲二(50)と、2011年日本プロ覇者の河井博大(50)が参戦し大会を盛り上げる。

 「シニアに出るために、10月ぐらいまでチャレンジツアーに出てきました」と、平塚は「準備万端」の様子だ。11月6日に50歳となり、この大会は主催者推薦での出場。「来年の開幕には間に合わせたい。まず、先輩にあいさつに来ました」と笑うが、試合勘を失わずにデビュー戦を迎え「一番の若手で、50歳が全盛期だと思うんで、早めに優勝したい」と、自信はありそうだ。

 平塚と言えば、アジアンツアーでの活躍が挙げられる。2010年には3勝を挙げるなど、海外でも実績をつくってきた。「レギュラーツアーに出る前にも行っていました。2008年に自分のゴルフがうまくいかなくなって成績がガクンと落ちて・・・一からやり直そうと思ってアジアに行きました」と、当時を振り返る。

 会場入りしてからは、言葉通り先輩たちへのあいさつ回りに終始した。「レギュラーの時にお会いした方たちばかりで、気軽に声をかけてくれました」と、ほっとした表情を見せた。24日は伊澤利光、深堀圭一郎、丸山大輔と練習ラウンド。あまり年が違わない先輩たちとも和気あいあいのラウンドだった。シニアになってアピールしたいことは?「やっぱり、パターとアプローチですかね。ギャラリーの方と話もできますよ」と、シニアツアーの雰囲気を少し分かったようだ。

 デビュー戦をどう戦うか。「風も強い。グリーンも硬くて速い。2019年に日本プロに出たときと、あまりセッティングは変わらないと思います。いい環境でゴルフをできるのが楽しみです。できれば上位で最終日を迎えて、優勝争いできるような位置でプレーしたいです」。やっぱり、自信がありそうだ。

(オフィシャルライター・赤坂厚)