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シニアツアー

【福岡シニアOP/1R】篠崎が7アンダー首位、2週連続Vに向け好スタート

2021年10月30日

 篠崎紀夫(52)が自分でも「不思議」という好パットを連発して、8バーディー、1ボギーの65をマークして、2週連続優勝へ首位発進した。

 「前半、パターがみんな打てば入るような感じだったので不思議でしょうがなかったです。苦笑いです(笑い)。そんな狙って入るモノではないのが、先週もそうでしたけど、2週連続パターが調子いいというのはそうあることではないので」。先週のISPSハンダグレートで最終日パットが面白いように入って64をマークして逆転優勝した勢いがそのまま続いている。

 1番でバーディー発進し2番で8メートルを入れた。6番では6メートル、9番では10メートルがはいった。「一緒に回った倉本さん、崎山さんに、グリーンに乗せたら『ナイスバーディー』って言われて。11番で初めてバーディーパットをショートしたら、倉本さんが『やっと普通に戻ったね』って」と、同伴選手もびっくりのプレーだった。

 誕生日だったISPSハンダグレートに優勝した夜、帰宅すると美紀夫人の車がなく、玄関には靴もなかった。「なんだ、留守かよと思ったら、突然娘が出てきてクラッカーですよ。バースデーケーキも用意してあって。びっくりのサプライズでした」という。お父さんとしては「また喜ばせたいなって思いました」という。

 2週連続優勝が現実味を帯びてきた。「いつものことながら、意識は特にはないです。1 ホール 1 ホール、明日の 18 ホールを消化するだけ。慌てず、焦らずやっていきたいとは思っています」。2週連続、家族の喜ぶ顔を見たい。