NEWS
シニアツアー

〔ISPSハンダグレートシニア/FR〕丸山優勝チャンスは後半「自滅」で2位フィニッシュ

2021年10月24日

 丸山大輔(50)の初優勝は、後半の「自滅」で消えた。首位でスタートした前半、2番、5番でバーディー後、7番から3連続バーディーで一気に13アンダーまで伸ばして、独走態勢かに見えた。「10番で左の木に当たってボギーにしてからですね」と、流れが変わる。バーディーを取ってもすぐボギーを繰り返し、もたつく間に篠崎に逆転された。

 自分のことで精いっぱいだったのか、17番バーディー後にボードを見て「何打差なのか分からなくなっていたんですけど、まだ1打差だったんだと」と、気合を入れ直した。しかし、最終18番で「西日が当たってグリーンのラインが全然分からないのに、篠崎さんが6メートルぐらいをスコーンと入れてきた」と、だめ押しのバーディーを目の当たりにして、負けを悟った。

 「なんなんでしょうね、後半は自滅。これじゃ勝てないですね。篠崎さんはチャンスを全部入れてくる。入れ合戦に負けました」と脱帽。13番パー5でレイアップの距離を間違えて「70ヤード残すつもりが130ヤード残してしまった」といい、14番では1メートルのチャンスを外した。「集中しているようで、集中できていないみたいな感じでした」と、振り返った。

 ルーキーイヤーは残り3試合。「コースが合う合わないが激しいんで。でも、平川(コスモヘルス)は自分のメンバーコースですので、また優勝目指してやります」と気を取り直していた。