手嶋多一(53)が6アンダー66をマークして、シニア今季自身最終戦を5位でフィニッシュした。1番で2.5メートルを決めてバーディースタートし、追撃態勢とみえたが、2番で1メートルのパーパットがカップに蹴られてボギー。「今日はだめだなと思いました」という。それでも後半は11番1.5メートル、12番6メートル、13番3メートル、14番では7メートルを沈める4連続バーディーで上位浮上。最終18番も第3打のグリーン左からの難しいアプローチをカップそばに止めて、タップインのバーディーで終えた。
シニアツアーは今季この試合が最後。今後はレギュラーツアーでシード権を目指して戦う。現在、JGTOの賞金ランクは80位で、残り4試合の出場は決まっているという。「シード権を取りに行きたい。でも、たぶんだめだと思いますけど…1発…来ないでしょうね」と笑った。
今季シニアツアーでは日本シニアオープンでぶっちぎりの優勝を飾った。「今年はあの1発でしたね。レギュラーツアー次第では、来年はシニアツアーにフル参戦するかもしれません。働き場所があるのはありがたいことですので」と、話していた。