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シニアツアー

〔ISPSハンダグレートに楽しく面白いシニア/1R〕4位タイ5アンダー飯島は好調を維持!

2021年10月22日

 シニアルーキーの飯島宏明(50)が、3位となった日本シニアオープン以降、好調をキープしている。6バーディー、1ボギーの5アンダーで1打差4位につけた。

 「ドライバーは全部イメージ通りに行かなかったんですけど、引き続きパターが好調なんです。チャンスをしっかりとれました」と振り返った。インスタートの13、14番で1メートルにつける連続バーディー。17番では8メートルのバーディーを決めた。18番で第2打を木の下に打ち込んでボギーにしたのがもったいなかったが、アウトでは2番パー5で第3打を1メートルに寄せ、7番で4メートルを入れた。。最終9番パー5、残り200ヤードの第2打を3番ユーティリティーで2オンし、2パットのバーディーフィニッシュになった。

 今季は開幕から出場しているが、8月までトップ10はなかった。9月のコマツオープンで8位となり、迎えた翌週の日本シニアオープンで優勝した手嶋多一に離されはしたが、3位に食い込んでから風向きが変わった。そこから2戦連続トップ10入りして今大会。「いい流れが来ています」と自覚している。

 何が変わったのだろうか。「うーん、やっぱりパターですか。実は日本シニアオープンの時に谷口(徹)プロにお願いして、パッティング練習を後ろから見させてもらったんです。そして、リズムが大事だと。『キョロキョロしていたら、ラインも感覚も消す』と言われて、あまり素振りもせず、最初に見た感じを大事にして、構えてポンと打つようにしてから良くなった」と明かす。「いい加減に見えるかもしれませんが、いい加減じゃないんです」と笑った。

 今週も首位に1打差の好発進。今年からISPSとアンバサダー契約をするホストプロの1人でもある。「目標高く頑張らないと、と思っています。今日みたいなプレーをして上位に行きたい」と話していた。