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シニアツアー

【コマツオープン/FR】最終日の猛チャージも優勝に3打届かず3位に終わった伊澤

2021年09月11日

 首位と3打差の通算7アンダー・6位タイから発進した伊澤利光が、8バーディー・1ボギー65でフィニッシュ。通算14アンダーまでスコアを伸ばしたものの、首位タイ発進の井戸木鴻樹も65をマークしたことで3打差を縮めきれず、単独3位に終わった。

 1番ホールでバーディー発進を遂げる。だが、続く2番ホールでボギーを叩き、勢いを断ち切ってしまう。それでも5番ホールからの3連続バーディーで猛追態勢を再び整えた。前半でスコアを3つ伸ばし、後半に入って10、13、14番ホールでもバーディーパットをねじ込む。「速報版がなく、自分の順位がわかりませんでした。おそらく優勝スコアは15、16アンダーかなと思ってプレーしていました」。伊澤は自分だけがスコアを伸ばしているとは考えなかったという。それだけに毎ホールでバーディー奪取、攻めるゴルフを続ける。

「アイアンショットはそう悪くもなかったのですが、ドライバーショットが酷かった。曲がってばかりいたので、楽な展開にはならないと感じながらプレーしていました」と振り返った。ドライバーショットの不安定さをアイアンショットでカバーしながらのスコアメイクで、8バーディーを量産した。「ゴルフは内容的に良かったと思います。ドライバーが今季で最も不調だっただけです。2ラウンド目から急に悪くなって、修正できず仕舞いでした。今後の課題はドライバーショットを真っ直ぐ打てるようにするだけですね」。

 第1ラウンドで首位発進を遂げながら第2ラウンドに急降下。最終ラウンドで第1ラウンドと同じ65のスコアをマークしてベスト3入りを果たした伊澤。次の試合につながるはずだ。