秋葉真一(56)が8バーディー、3ボギーと出入りの激しいゴルフながら、5アンダーで3位につけた。
1番でいきなり左奥に外してボギースタート。「でも、去年は7点打ったんで、2点いいかなと」と、昨年の記憶で落ち込まずに済んだ。 2番で6メートルを入れてすぐに取り返し、3番でも3メートルにつけて連続バーディー。5番でボギーとするも6番で取り返すなど「きょうはボギーを打ってもバーディーが取れたんで」という言葉通りの展開になった。
12番で3アンダーとしてから少し落ち着いたが、難しい17番パー3(195ヤード)で「5番アイアン、いいショットが打てた」とピン上2メートルにつけるバーディーが効いた。最終18番パー5では第1打が右の木の後ろに行って、2打目でフェアウエーに出したが、第3打は140ヤード残った。9番アイアンで3メートルにつけてバーディーフィニッシュした。
先週、近隣の裾野CCで行われたファンケルクラシックで、プレーオフに進んだが、田村尚之に敗れた。同じ富士山のふもとでの大会。かたきは打てそうですか?「うーん、先週よりドライバーがよくない。フェアウエーになかなかいってくれないんですよ。そこが不安。僕は曲るのは仕方がないんですけど、それでも…」と、許容範囲ではないらしい。「でもアイアンがいい」というのが支えだ。
最近では19年ノジマチャンピン杯、佐世保シニアで2勝してから優勝がない。重ねて、そろそろシニア6勝目が欲しいのでは?「そうですけど、そんなに簡単なものじゃないんです。最終日は(倉本)会長と一緒なので、会長についていきます。今の僕はやってみないと分からない」と、ちょっと自信なさげなのだが、開けてびっくり、ということも往々にしてあるものだから。