ニュージーランドから参戦のデービッド・スメイル（５１）が、ほとんど経験がないという強雨の中のプレーで１つスコアを伸ばし、通算６アンダーで首位に５打差の４位につけている。
「ニュージーランドでは雨の中で無理してゴルフをしないから、雨の中でのプレーは長い間やっていない。今日の天気はある意味アンビリーバブルだった」と苦笑いした。それでも、１番ホールで「昨日と同じようなファインショットが続いたよ」と１メートルにつけるバーディーでスタート。３番でボギーにしたが続く４番で６メートルを入れた。１２番でバンカーに入れてボギーにしたが、１４番で２メートルを入れるなど、この日はバーディーが先行する展開だった。
１９３センチの長身。体重を聞くと「最近計っていないけど、ビールを飲みすぎて太ったと思う」と笑った。１月２０日に来日後はずっと滞在しており、日本食が大好き。試合中は飲まないが、普段はパブでドラフトビールを飲むのが好きだそうだ。ただ、現在はコロナ禍で店で飲むことができないため「ビンビール飲んでいる」と日本語で話した。
首位とは５打差あるが、チャンスはあるとみている。「（この日一緒に回った）ウィラチャンはパッティングがうまかった。だから明日の最終日は７アンダーぐらい出さないとだめだね。天気もドライだといいね。そうすれば僕にとっていい日になるはず」と、今季日本のシニア初参戦。逆転初優勝を目指してあきらめずにプレーする。
