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シニアツアー

【すまいーだカップ・2R】行けるところまでやってみる!ルーキー宮瀬が5位

2021年06月04日

 シニアルーキーの宮瀬博文(50)が、苦しみながらも通算4アンダーをキープして5位につけている。「今日は上出来。いいプレーだったと思います」と雨の中で3、4番ホールを連続ボギーでスコアを落としたが、そこから3バーディーを奪って盛り返した。6番パー5では第2打でグリーン手前バンカーまで運んで、第3打でOKにつけ、8番でピン奥、11番でピン左のともに3メートルほどのバーディーパットを沈めた。

 「アンダーにできたので、できればそこからスーッと行きたかったんですけど」と、悔しがるのが17番。グリーン左のバンカーの土手に打ち込んでボギーになった。「まあ、この天候でよく粘ったなとは思います」と振り返る。雨でランが出ないため「飛距離がある方ではないので、セカンド残り210ヤードとか残ったり、長いクラブを使うことがありましたけど、センター狙いで行った」と無理をしなかった。

 同組で先輩の飯合肇(67)と一緒に回り「すごいですよ、やっぱり。この雨の中でもルーティンとかしっかりやっていて、自分もきちんとやらないと、思いました」と、雨で気持ちが切れそうになるのを先輩の振る舞いをみて、「諦めが早い方」という自分の気持ちを引き締めたそうだ。

 首位とは7打差と水があいている。「でも、追いつくつもりでやります。どんどん行くしかないです。行けるところまで行くというつもりで」と、最終日は「若さ」を出していく。