奥田靖己(61)がボギーなしの4アンダー68で回り、4位につけた。16番で1メートル、17番で1.5メートルを決めて終盤に浮上。「ピンチ?ほぼほぼなかったですわ。短いのを外さなかったのがよかったかな」と振り返った。
「練習ラウンドで6連続バーディが出て『なんで今日が試合とちゃうんやろ』って思ったよ。ただ、2日間、一生懸命練習ラウンドやったら、背中が痛くなって、きょうは振れなかった」と明かす。コロナ禍で思うように体を動かせていないので「実は歩くのもフラフラ」と、肩をすくめる。それでノーボギー?「シニア12年目、頑張りました」と笑った。
昨年、賞金シードを獲得できず、3月の最終予選会で4位になって今季の出場権を得た。優勝からは7年遠ざかっている。「61歳やしね。優勝は10アンダー出しても11アンダーがいたらできないもんだし、優勝争いをするっていうのがいい」と話した。
第2ラウンドからの作戦は?「あと2日もあるんですか?」といい「歩数を少なく回る。ウロウロしない。さっさと打つ。忍者のように、人には分からないように終わる。忍者作戦やな」。さて。