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シニアツアー

【ノジマチャンピオン杯/前日】「楽しみます!」シニアデビューを心待ちにしていた宮瀬

2021年04月14日

 2021年シニアツアー第2戦「ノジマチャンピオンカップ箱根シニア」が4月15日から2日間、神奈川・箱根CC(7036ヤード、パー72)で行われる。14日には前日プロアマ戦が行われた。昨年はコロナ禍で中止となり、2019年優勝の秋葉真一(55)が「連覇」に挑戦する。4月11日に50歳を迎えたレギュラーツアー7勝の宮瀬博文が、シニアツアーにデビューする。

 大会は無観客試合として開催され、試合の模様はBS-TBSとインターネット配信で楽しめる。

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 宮瀬博文が4月11日に50歳となり、楽しみにしていたシニアツアーのデビュー戦を迎えた。14日に行われた大会前日プロアマ戦が、シニアとしての初仕事。「今日から本番です、って関係者に言われましたし、大事なことだと思ってプレーしました。プロアマとか、何か自分でツアーに役立つことを頑張って、早くシニアツアーの一員になりたいです」と、神妙に話した。

 レギュラーツアーで7勝を挙げているが、2011年に賞金シード権を失って以降は、シニアに向けて「試合勘をなくさないように」と、チャレンジツアー(現AbemaTVツアー)や地方オープンに出場してきた。今季デビュー組で一足先に開幕戦に出場した丸山大輔や細川和彦に「どんな雰囲気か聞きました。楽しかったって言っていました」と情報収集。クラブハウスでは先輩たちに「頭を下げっぱなしです」と笑った。

 デビュー戦にあたって、2週前にコースで練習ラウンドをするなど、準備を整えてきた。「3年前にラウンドレポーターでこの試合を見させてもらったんですけど、シニアと言ってもレベルは高いし、そう簡単にはいかないぞって思いました」という。コースの印象に「距離もあるし、3アンダー行くかどうかかな。我慢するところは我慢して、ロングホールでしっかりとっていかないと」と思い描く。

 第1ラウンドは、倉本昌弘PGA会長、レギュラー時代から世話になっている加瀬秀樹との組み合わせになった。「いい組み合わせで回れるのはありがたいんですけど、会長から『もんでやるからな』って言われました」という。「みんなから『楽しんで』と言われるんで、楽しみたいです」と、待ちに待った日を迎える。

(PGAオフィシャルライター 赤坂厚)