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【新人戦・富士可児カップ/1R】安森がトップタイ「意識せず焦らず、いつものゴルフをするだけ」

2021年12月23日

「前半は100点、後半は難しい状況でしたが、なんとか乗り切ったので総合で80点です」。安森一貴(24)は6バーディー2ボギー、4アンダー68ストロークで初日首位と好スタートを切った。

  スタートホールから3連続バーディーと快調にスコアを伸ばす。その後6番パー4で2メートル、7番パー3では5メートルを決めて前半で5つスコアを伸ばした。バックナインに入り、10番パー4では2メートルを沈め6つ目のバーディー。スコアを着実に伸ばして独走態勢と思わせたが、12番で球に泥が付き、ショットが決まらず初ボギー。それ以降流れが作れず18番でもボギーとしたが、トータル4アンダーで初日トップタイとした。 

 それでも本人はゴルフの調子をはっきりとつかめていない様子。「ティーショットはフェアウェイに置けていたのでセーフティーな内容でしたが、まだ感触が良くないんです。ピンも狙ったマネジメントではなくて、グリーンにボールを乗せることが目標だったので(笑)」と好位置の割にはしっくりこない様子。「でもあまり意識せず、普段のゴルフをします。焦らないこと。あまりガツガツした内容にしないことを最終日は心掛けます」。安森は自分のゴルフを求め、駆け足で練習場に向かった。