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シニアツアー

【シニア最終予選/FR】岩崎が通算4アンダーで予選会トップ通過

2022年03月04日

 シニアツアー出場優先順位を決める「2022PGAシニアツアー最終予選会」が4日、宮崎県のトム・ワトソンゴルフコース(パー72、6,741ヤード)にて行われた。上位の混戦を制し、見事トップ通過を果たしたのは、通算4アンダーとした岩崎幸司(51)で1年間のシニアツアーシード権を獲得。2位は堤隆志(59)、3位に日下部光隆(53)が入った。最終ラウンドで6バーディーボギーフリーと猛チャージした佐藤えいち(50)は5位にジャンプアップ。10位まではシーズン参戦が可能となる。11位以降は、出場人数の多さや欠場者によって出場資格が発生する。

 トップ通過を果たした岩崎幸司(51)の最終ラウンド。2番パー3でバンカーからカップインしてバーディーが先攻した。ティーショットも気分良く振れて、7番ホールまで1ピンに着けられパーセーブ。8番パー3は2メートルのパットを沈めて2つ目のバーディー。後半12番で5メートル、13番ホールでは7メートルを沈めて、4つ目のバーディー奪取と独走態勢に入る。最終18番では1メートル弱のバーディー狙いからまさかの4パットでダブルボギー。それでも70ストロークでフィニッシュし通算4アンダーで堂々の1位に輝いた。

 「一日3つバーディーを獲るという目標も達成できましたし、充分な結果です」とほっと胸を撫でおろした。30年来付き合いのある真鍋プロキャディーが常時サポートしてくれたこともあり、自信を持ってワンショットを放つことができた。「良いパートナーに恵まれました。これでスタートラインに立つことができました。シニアツアーでは予選会1位という勲章に恥じないよう、賞金ランキング30位以内を目指してしっかり戦っていきたい」。2006年のQTトップ通過という経験値を糧に、シニアでは目標を達成したいところだ。