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シニアツアー

【シニア最終予選/2R】岩崎幸司が通算2アンダーで首位の座をキープ

2022年03月03日

 4アンダーからスタートした岩崎幸司(51)は、10番パー5スタートホールで2メートルのパーパットを外してしまう。帯同キャディ真鍋さんのアドバイスも、自分の読みとは真逆。セカンドショットからうまく流れが作れない。初日のような好プレーが生まれずに、苦しく凌ぎ続けるホールが続く。15番パー4で痛恨の3パットボギー。空も明るくなってきたので、セータを脱いで半袖になった16番パー5ホール。ティーショットを曲げ、ガードバンカーに捕まりダブルボギー。この時点で4オーバー。それでも「イーブンに戻しただけ」と心を落ち着かせたが、18番ホールは1.5メートルを外してボギー。初日とは打って変わってバーディー無しのフロントナインとなってしまった。

 バックナインに入ったところで、視覚的にはティーショットが捉えやすくなってきた。3番ホールまではパーセーブが続いたが、4番から3連続で4~5メートルと長めのスライスラインを沈め、スコアを戻した。第2ラウンドは74ストローク、通算2アンダー首位とし、スコアミスを最小限に抑えた形で終えた。

 「1日・3バーディーと自分に課したノルマをクリアできたので、少しほっとしています。昨日のような流れのいいプレーは作れなかったのですが、残り一日、初日の良いイメージでプレーができるといいです」。

 念願だったシニアツアー出場切符は目の前にある。2006年QTトップで通過した経験を活かし、残り一日をしっかり戦い抜きたい。