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グランドゴールド

【日本GGユニテックスHD杯/前日】奥田靖己はホストプロとして大会を盛り上げたい

2022年06月09日

 「

日本プロゴルフグランド・ゴールドシニア選手権~ユニテックスHDカップ2022~

」が和歌山県にある

南紀白浜ゴルフ倶楽部

で6月10日、11日の2日間開催する。公式戦優勝者や、シニアツアー賞金王、シニアツアー3勝以上を挙げているシード選手や、関東関西の予選会を勝ち抜いてきた総勢128名が出場する。68歳以上のゴールドの部は出場最高齢81歳の古市忠夫をはじめ、高橋勝成(71)、尾崎健夫(68)ら60名が勢ぞろい。グランドの部では倉本昌弘(66)、奥田靖己(61)、室田淳(66)、羽川豊(64)、井戸木鴻樹(60)といったベテラン選手68名が競う。大会は入場無料となっている。

 大会ホストプロでグランドの部(60歳以上)に出場する奥田靖己(62)に、練習ラウンド後にコースの特徴などを聞いた。特別協賛するユニテックス所属で、同社のコースでもある南紀白浜GCには雪が少ない冬場にコンペや合宿で毎年のように訪れているという。

 「和歌山県ではゴルフのトーナメントも少ないですし、今回このコースになったのはいいことだと思います。和歌山でもゴルフが盛り上がってほしい」といい「とにかく広くて、飛ばし屋有利のコースですね」と話した。コースの距離はゴールドの部が6277ヤード、グランドの部が6724ヤードでともにパー72に設定されている。

 大会を開催するにあたって、コース内にあるOB杭をなくし、OBはコースの外周だけにした。「広いコースがさらに広くなっている」と、選手にとってはOBの白杭が目に入ることが少なくなって、より安心して、攻撃的なショットを打てることになるだろう。「ドライバーは多少曲っても飛ぶ方がいい。ただ、ここは間違いなくグリーンが難しい」と話した。

 自身は2大会連続2位と優勝にあと一歩のところだった。なじみのあるコースでの今年はどうだろう。「去年までの宝塚クラシックGCなら、僕に合っているんやけどね。南紀白浜は広くて長いけど、自分の今の調子からいって100%チャンスはないね。ホストプロとして接待係に徹したい」と笑った。今回は先輩プロを含めて、コースにあるホテルの手配などもしているそう。「いいコースだったと思ってくれたらいいですけどね」と、選手の反応を気に掛けている。