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グランドゴールド

【日本ゴールドユニテックスHD杯/1R】佐野修一が静かに2アンダー首位タイ発進

2022年06月10日

 ゴールドの部で、佐野修一(74)が、2アンダー70で友利と共に首位に立った。

 「普通にね。調子は良くもなく悪くもなくって感じなんだけどね。まあ、様子見ながらだったよ」と笑う。3番パー3では9番アイアンで「ギャラリーによると旗に当たったらしい」と50センチについて気分良く回れるきっかけになった。5番でも1メートル強についた。8番で「セカンドで木が邪魔になってどうにもならなかった」とボギーにしたが、10番で1.5メートルを入れ、その後は「くっつくけどラインが読めなくて」とパーを重ねての2アンダーだった。

  大会前にアクシデントがあった。埼玉・本庄市の自宅の庭の芝刈りをしているときに、芝刈り機に左手の指が当たり、幸い切断はしなかったが中指と薬指を6針ずつ縫っていて「今も少し痺れている」という。6月2日は埼玉県北部を襲った雹(ひょう)で「ピンポン玉よりでかいぐらいのが降ってきて、瓦は27枚やられたし家の北側の窓ガラスが全部割れた。庭もゴルフボールを踏んづけたような穴でぼこぼこになって、ディンプル状態になった」という。

 「修理もあるし、少しは稼がないとな」と笑い「なんといっても、このタイトルは欲しい。日本プログランドは取っている。関東プロゴールドも取った。これだけは何としても欲しい」と、思い入れも人一倍のタイトルを手にするチャンスに力を込めている。