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グランドゴールド

<関西グランド/1R>伊藤正己は3アンダー首位タイスタートにももっと上を

2022年05月18日

 くまもと阿蘇カントリークラブ湯の谷コースで18日に行われているドゥ.ヨネザワ企業グループカップ 関西プロゴルフグランドシニア選手権大会の第1ラウンド。浜田節夫(61)、伊藤正己(66)が3アンダー、67ストロークで首位タイスタートとなった。

  伊藤正己(66)が4バーディー1ボギーで首位タイ発進を決めた。「パターが入らんよ」。首位タイの伊藤からも難グリーンに苦労している様子が言葉から感じられた。

 「バーディーホールはパー5だったり、OKに寄った場所ばかり」。何カ所も1ピン程度の距離に付いたがなかなか沈めることができなかったようだ。

 「みんなもっと良いスコアで回っていると思ったけど、やっぱり苦労しているんだね」。記載エリア近くにある順位ボードを再度確認してからも、伊藤からはため息ばかり聞こえてきたが、「自分の育ったコースに雰囲気は似ているんだよね。だから正直好きなコースなんだよ」。伊藤が以前所属していたコースは岐阜県瑞浪市にある日吉ハイランド倶楽部。湯の谷コースと標高も同じぐらいでコース雰囲気も似ているそうだ。昔のイメージが持てたからこそ、難グリーンにも、首位タイの位置で最終日を迎えることになったのだろう。

「優勝はしたいですよ。そこには明日は62、3でプレーするよ。その気持ちでトライしたいね」。足早にその場を立ち去り、練習グリーンでパッティングの確認に向かった。その結果が明日の優勝に結び付くかもしれない。