グランドシニア2組目でホールアウトした浜田節夫(61)は7バーディー4ボギーの3アンダーでホールアウトした。
「まだこれから良いスコアの方いますよ」。そんな言葉からスタートしたが表情からは納得のいくゴルフができた雰囲気が感じられた。
アウトコーススタートの2番ホールでバーディーを奪ったが3番ホールのティーショットをOBにしてしまいボギー。5番でバーディーを取り返すも、6番でボギーとしてしまい。バーディーがきても次のホールでボギーと、前半は出入りの激しいゴルフだったが、1アンダーで折り返すと、後半は3バーディー1ボギーとした。
「前半はなかなか距離感が合わせにくかったですが、後半は少し慣れてきたかな」。阿蘇山地にある湯の谷コースは気圧の関係で、平地より少し飛距離が出るため、距離のジャッジが大切になってくる。「今はアイアンの調子が良いので、それが今日のスコアに繋がったと思いますし、読みづらいグリーンだけど、パットも入ってくれました。あとはドライバーだけですね」。 全体的に調子は良いと話すが、ドライバーには少し不安も感じている部分もあるようだ。
今大会の総ヤーデージは5955ヤードで距離は短い。ロングヒッターの浜田は有利が部分もあるが要所でのドライバーは必須である。「この後ドライバーの確認をします」。最終日への準備が順調にいけば、優勝という二文字も見えてくるだろう。