船橋カントリークラブで17日に行われている船橋CC杯関東プロゴルフゴールドシニア選手権大会の第1ラウンド。3アンダーで首位に並んだのは、大野雅幸(71)、海老原清治(73)、横島由一(70)の3名。1打差の2アンダー4位には、福沢孝秋(69)、波木俊夫(69)が続く。尾崎健夫が3番ホールでホールインワンを達成し、大会を盛り上げている。
千葉の名門コースと言われる船橋カントリークラブで首位に立ったのは海老原清治(73)。自宅からコースまで15分ほどの距離だといい「昔からよく仲間とプレーさせてもらっているコースなんです。だからコース攻略はわかっています」と地の利を生かした結果でもあるようだ。
この日のラウンドは飯合肇、尾崎健夫、アマチュア白井敏夫さんというハイレベルの組み合わせでプレーが進行した。「いやぁ、ほんとに最初から最後まで賑やかだし、元気だしね。僕らのような楽しいゴールドシニアに交じって参加したアマチュア選手のみなさんは、特に緊張していたと思うんだけど、終わってみたら楽しい時間だったはず」。海老原は常にアマチュアの気持ちに寄り添い、一日を過ごしていたようだ。
3番パー3ホールでは、同組の尾崎健夫がホールインワンを達成。「ジェットのエースで、みんなでひっくり返っちゃったよ(笑)。こういう嬉しいことがあるから、ゴルフはまだまだ続けられるんだよね」。シニアツアーのムードメーカーに良い流れを作ってもらえたことも、ポジティブ要因のひとつ。
「70歳を超えても同世代のライバルと試合で競えるなんて、改めて幸せだって感じています。ゴールドシニアの選手は、プレーもトークも楽しいし明るい。アマチュアの方が入るとプロも元気になりますし、気持ちも引き締まります」とにっこり。昔から変わらない素晴らしいコースコンディションだという船橋カントリークラブで、ぜひ優勝を飾りたい。