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グランドゴールド

【関東グランド/前日】グランドタイトルを狙い、箱根湖畔で26日からスタート

2022年04月25日

 60歳以上のプロゴルファーが競う関東プロゴルフグランドシニア選手権大会が、4月26日、27日の2日間、箱根湖畔ゴルフコースで開催する。出場選手66名の中には、前年覇者として東聡(61)や、芹澤信雄(62)、羽川豊(64)、丸山智弘(64)、そしてグランドシニアルーキーに崎山武志(59)、久保勝美(59)という熟練プレーヤーらが参加する。

 箱根の山々が鮮やかな色合いを見せるゴルフコースは芦ノ湖のほとりに位置する美しい景観を持ち、高低差が多く戦略性の高いコースレイアウトとなっている。昨年大会では、強風という難コンディションの中で、スコアを伸ばし東が公式戦タイトルを奪取した。シニア開幕戦のかねひでシニアでは45位と振るわなかったが「沖縄以降は練習も無理せず、コンディションを整えているところです」と、東は冷静にとらえている。

 今年3月に出場した最終予選では、練習に精を出しすぎたせいか腰痛を発症。シニア入りしてから腰の違和感を気にしていなかったのにも関わらず、このタイミングで思うような練習ができない身体に、東はもどかしさが募る。「ただこのコースは相性がいいので、コースマネジメントもある程度想定できています。あとはグリーン勝負。ティーショットの置き場所、グリーンのピンポジションなど、丁寧に一打フォーカスします」と東は力強く口にした。

 ディフェンディングチャンピオンとして、もちろん狙いは大会連覇と言いたいところだが「6月の日本グランドシニアに照準を向けて、この大会でいいイメージを作りたい。そして公式戦2つ目のタイトルを狙いたい」と口にする。

 プロとして良いプレーを披露したい。東は決して怪我を言い訳にしない。公式戦タイトル奪取を目標に、最後までベストを尽くして全力で戦いに挑む。