ジュニアの部は、第１ラウンドで１アンダーをマークした女子の上久保実咲（奈良育英高２年）が通算１オーバーとして、全国から参加したトップジュニア男女各４人合わせて８人の中でトップスコアをマークした。
男子はプロと同じ６，７６２ヤード、女子は少しティーを前にして６，６４０ヤードでプレーし、上久保は距離で男１２２ヤードほどしか違わず、同じティーからのホールも多いコースで男子勢を上回った。距離的に大きめのクラブを使うことが多かったが「パー5ではウエッジも持てたので」と、この日は４番で３メートルにつけるバーディーを奪った。４つボギーをたたいたが、最終１８番で３メートルのスライスラインを入れてこの日２オーバーだった。
２日間、４人のシニアプロと回った。「今日一緒に回ったチャンドさんがユーティリティーをアプローチで使ったり、村上（克佳）さんが難しいバンカーから直接入れたり、シニアの方はみんなアプローチがうまかった。４人ともカッコよかったです」と話した。
この後は、次週の女子ツアーの伊藤園レディスのマンデー予選に挑戦する予定という。シニアプロと回った今回の収穫は「攻めと守りのメリハリをつけるところが勉強になった」と、今回の経験を今後に生かす。