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シニアツアー

【コスモヘルスカップ/1R】4位小山内護はよく知るコースで好発進をきる

2022年11月03日

 小山内護(52)が3アンダーで4位につけ、昨年のリベンジと「ストップ・ザ・マークセン」に名乗りを上げた。

 2番で2.5メートルにつけてバーディー発進したが「4,5番のボギーが痛かった。無理はしないでと思った」と前半は1オーバー。「ドライバーが病気」と、不安を抱えているが、10番パー5で「目をつぶってドライバーで打った(笑い)」と開き直ってドライバーを持ち、第2打でグリーンエッジまで運んでバーディーを取ってから波にのった。13番で手前3メートルを入れた。15番パー5で1.5mを着た後の16番。3番ウッドのティショットを右バンカーに入れたが「このコースはバンカーを逃げるのはダメ。80点のショットで気持ちよくなって1ピン(約2.5メートル)についた」と連続バーディーで浮上した。

  昨年はこの大会で細川和彦とのプレーオフで敗れ、シニアツアー初優勝を逃している。コースは「貸し切りのコンペをやったこともあるぐらいで、数えきれないほど回っている」と熟知している。そのため「グリーンが速いのも知っているし、乗せたところを見たら『これは入らないから寄せるだけ』とか分かってしまう」という。

 ホールアウトした時点では3位で、マークセンとの最終日決戦の様相だった。先週の福岡シニアでマークセンと回っている。「もう1回マークセンと回れるってことは(自分の)調子がいいってことだよね」。最終的にはマークセンの1つ前の組になったが、マークセンの6試合連続優勝を阻んで、昨年のリベンジを果たせれば最高の結果になる。