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シニアツアー

〔ISPS HANDAやっぱり面白いシニア/2R〕通算7アンダー首位タイ、寺西明「明日、自分に勝てたら勝てる」

2022年10月22日

 寺西明(56)が、6年連続ツアー優勝達成を目指し、通算7アンダーでタイ勢2人とともに首位に並んだ。

 最終18番では右に曲げてレイアップし、第3打もグリーン右に外すピンチ。これを11ヤードのアプローチを入れるチップイン・パーでしのいだ。「今日はしのぎ倒しですよ」と苦笑いした。

 2番では左に林の中から、第1打が木に触れてグリーン右手前にショート。ここから25ヤードのアプローチを入れるチップイン・バーディーを奪った。その後も3ホール連続でグリーンを外して1パットパーを重ね、その後はグリーンに乗っても1メートルほどのパーパットを残すなど「グリーンのタッチがなかなか合わない。厳しいゴルフでした」と、5バーディー2ボギーのゴルフを振り返った。

 今季は賞金ランク14位につけているが、トップ10には3回と「大きいところでポンポンと(上位に)行っただけで勝ってないですもん」と不満が残る。2017年いわさき白露で初優勝して以来、毎年1勝以上している。今季は体調を崩した時期もあり「体の疲れというか、先輩たちも言っているように、衰えとか、そんな感じです」という。

 それでも「最終組で回るのが目標だし、マークセンの4試合連続優勝は阻止したいですよね。なんとかしたい」と意欲を見せる。「今日はラッキーがあったけど、自分に勝てた2日間だった。明日、自分に勝てるかどうか。自分のゴルフができたら勝てますよ」と、タイ勢に割って入る。