室田淳(67)が、6アンダー65をマークしエージシュートを達成。通算6アンダーで首位に1打差の4位に浮上した。
前半を1アンダーで折り返してから、エージシュートが整った。10番パー5で木の真後ろにいって、第2打を「低くフックをかけて打ったんだけど、池に入る寸前だった」と、グリーン手前の池のふちと、レッドペナルティエリアを示す赤線の間に止まっていた。そこから打って5メートルにつけてバーディーとし、ツキを味方にした。11番パー3では50センチにつけた。12番パー5では第3打を80センチにつけた。3連続バーディーでこの日4アンダーになった。
「(エージシュートまで)あと1つ、と思ったけど、2、3ホールいってから、よく考えたらここはパー71だと気づいたんだよね。なんだ、バーディー取る必要ないじゃないかってさ」と笑う。
気が楽になったのか、16番で2メートルにつけるバーディー。最終18番で手前2.5メートルを沈めて6アンダー65。2つおつりがくる、今季3度目のエージシュート達成とともに、優勝争いに加わってきた。
優勝争いに入ってきましたね。「いやいや、いいの。ないから」と手を振った。エージシュートを続けたら逆転もあり得ます。「俺、エージシュートのプレッシャーに弱いからね」といいながらも、ニヤリと笑った。4年ぶりのツアー優勝も視界には入っているようだ。