細川和彦(51)が後半4連続バーディーを奪うなど、6アンダーで首位1打差2位につけた。
「初めてのコースで、練習ラウンドとプロアマの2回回っただけ。距離は短いので、ティーショットが成功して、グリーン上勝負、というのがうまくいったと思います」と振り返った。
1番で6メートルほどのバーディーパットが入る幸先のいい立ち上がり。5番でバンカーに入れてボギーにしたが、8番パー5で3メートルを入れて、1アンダーで折り返し、スコアを伸ばしやすいとされる後半で爆発した。
10番パー5で1メートルのバーディー後、12番パー5で2オンに成功。2.5メートルのイーグルパットが外したが、続く13番から3ホール連続で6~8メートルのパットを決める4連続バーディーで一時トップに立った。16番でボギーにしたが、17番で5メートルを入れて取り返した。
「ピンまで打ったら(悪い方へ)はまると思って、手前、手前で行ったのがよかった」と、ほとんどのバーディーパットは手前から打った。イメージ通りのプレーだった。ボギーが出やすいコースですが?「ボギーは割り切っていきたい」と笑った。
シニアデビューの昨年終盤、コスモヘルスカップでシニア初優勝を遂げた。期待された今季だったが、賞金ランク19位と「イマイチなんですよね」と、首をかしげる。クラブなど何も変えていない。体の問題もない。「空回り、ですかね。勝たなくちゃ、とか。メンタルだけですね」と、要因を挙げる。
この日はアウトのトップスタートだったので「何も分からずにやった」というが、第2ラウンドは最終組。「上のスコアを見ながらできそうです。ついていきたい」。空回りだけは要注意だ。